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STORY#1330 テクニック

ちょっとした所作が生む大きな差


さて、今日も早速本題に入ります。

先日、メイクレッスンにいらしたお客様が、
いつもご自分でお使いになっている化粧品をご持参されました。

その中でも、どうしても使いこなせないものがあるとのこと。
それは、ジェルアイライナーとクリームアイシャドウでした。

そこで、この2つのアイテムを、
普段どのように使われているかを聞いてみました。



ジェルアイライナーは、
ブラシに取ってからそのまま、まぶたに乗せ、

クリームアイシャドウも、
指にとってそのまま、まぶたに乗せていました。


2つとも、ブラシや手に取ってからワンクッション置かずに、
そのまま、まぶたに乗せていたのです。

原因の8割は、そこにあります。



ジェルアイライナーは、
ボトルからブラシにたっぷりと取ったら、
手の甲、もしくはティッシュなどに一度置き、
ブラシについているジェルを馴染ませ、
きちんとブラシに含ませる必要があります。

そうしないと、ガタガタのラインになってしまったり、
必要以上の量がつくと、
後から剥がれ落ちる原因になってしまうことも。


クリームアイシャドウも、
指に取ったら、一度手の甲かティッシュに馴染ませる必要あります。

そうしないと、まぶたに必要以上の量が付き過ぎて、
ムラ付きの原因になってしまうことがあるのです。

まぶた部分のファンデのヨレに繋がることもあります。



皆さんも、思い当たる節があれば、ぜひ意識して見て下さい。




さて、この「一度手の甲に置く」というワンクッションテクニック。

今ご紹介したジェルアイライナーやクリームアイシャドウに限らず、
様々な化粧品において、必要なテクニックだったりします。


例えば、クリームタイプではない通常のアイシャドウ。
これもブラシやチップに取った後には、
一度手の甲に置いて馴染ませた方がベターです。

マスカラも、ボトルから出したら、
そのまま睫毛に塗るのではなく、
一度余分な液をティッシュオフすると、
ダマになるのを防いでくれます。


そして、ペンシルアイライナーやリップペンシル、
アイブロウなどの、ペンシルタイプの化粧品。

これらも、毎回使うたびに、
そのまま肌にのせるのではなく、一度シャープナーで削ったり、
芯先をティッシュで拭いたりして下さい。

衛生的にもその方がお勧めであるのと、
芯先が乾燥していると、肌に色が乗らない時があるのですが、
一度軽く削るだけで、それは解決できます。

削ったら、一度手の甲に描いて、
芯先の形を整えて下さいね。




ちょっとしたことなのですが、

一般の方がご自分のメイクをする時の所作と、
プロの人がお客様にメイクをする時の所作の違いにおいて、

最も大きな点は、そこであると思います。



ブラシやチップ、ペンシルは、
そのまま肌に置かずにワンクッション置いて馴染ませる。



その小さな所作が大きな差を生みます。

STORY#1329 若返りメイク

上まぶたの衰えを防ぐ

さて、今日も早速本題に入っていきましょう。


最近、メイクセミナーの中で行うことの1つとして、

「上まぶたの筋肉が衰えていないかのチェックをする」

というのを皆さんと一緒にやってみたりしています。


顔の状態を最大限にベストコンディションで保つためには、
体と同様、やはり筋肉をきちんと鍛えることも大事です。

上まぶたの筋肉が衰えると、
まぶたの脂肪が下がってきて、目が小さくなってしまったり、
垂れ目のように見えてくるばかりか、
額のシワを作る原因にも繋がります。

本来、目を見開く筋肉は上まぶたの筋肉の役割なのですが、
そこが衰えてくると、額の筋肉で目を見開こうとしてしまうのですね。

そうすると、必要以上に額のシワが深くなってしまうのです。


ぜひ、皆さんも鏡の前でチェックして見てください。


眉毛を動かさずに、目をぐっと見開くことが出来ますか?





はい。どうぞ。ぜひやってみてください。




表情としては、やや怖い表情になるかもしれませんが、
それが出来れば、まだ上まぶたの筋肉は健在です。

しかし、どう頑張ってもそれが出来ないという方が、
結構多いのです。

目を見開こうとすると、必ず眉毛もぐっと上に上がってしまうという方。

そういう方は、上まぶたの筋肉が弱っている可能性が高いので、
ぜひ筋トレを行ってください。

方法は、以下の手順です。



1 まずは、眉毛も一緒に上がっていいので、
  目をぐっと見開く。

2 目の見開きはそのままで、眉毛だけをゆっくり下げるように意識する。
  この時、表情はちょっと怖い表情になりますが、気にせず。

3 その状態を10秒間キープしてみてください。



そうすると、久しぶりに腹筋をしておなかがプルプル震えるときと同様、
上まぶたがプルプルと震えてくる感じがします。

筋肉にきいている証拠です。

これを、1日に数回行うだけで、
必ず上まぶたの筋肉が鍛えられます。


美容液やパックなどで、保湿を心がけて、
若々しい目元を保つというのももちろん大事なことですが、

体に置き換えてみれば、分かるはず。

顔も、筋肉トレーニングをすることで、
より若々しい表情を保つことができるのです。


人前で行うと、怖い表情を見られてしまうので、
ぜひ一人の時に行ってください。。。


ちなみに、表情のバリエーションという観点から言えば、
眉毛が上がるというのは、それだけ表情が豊かということにも繋がりますから、
一概にそれがダメなことであるとは思いません。

しかし、それによって、上まぶたの筋肉が衰えてしまうと、
やはり老けた印象になってしまうこともあるのです。

特に、もともと上まぶたに脂肪が厚く付いている傾向がある方は、
より注意すべきところです。



毎日のちょっとした積み重ねが、
5年後、10年後の顔立ちに大きな変化を与えます。


ぜひ、トライしてみてくださいね!

STORY#1328 アイテム選び

グロス形状の様々

さて、今日も早速本題に入っていきましょう。


今日のテーマは、「グロスの形状の様々」について、です。


最近は、口紅という名称で売られていても、
スティック状の形状で売られていても、
割と油分が多く含まれた、
柔らかいグロスタイプのものが多くなっています。

伸びがよく、ツヤも出て、唇の乾燥も防いでくれるので、
使いやすく一般受けの良い商品です。

グロスに関しては、ドラッグストアで買おうと、
デパートのカウンターで買おうと、
製品の質に関してはもうさほど大差が無いように感じます。

もちろん、メーカーによってツヤの出方や伸びの良さ、
持ちの良さには違いがありますが、
よほどの粗悪品でない限り、
それほどの大差はあまり無いでしょう。

色味に焦点をあてて選ぶのももちろん大事ですが、
グロスには様々な形状がありますので、
ご自分のライフスタイルに最も合った形状をチョイスするのも、
大事なことです。

そこで今日は、
グロスの形状別にそれぞれの特徴を説明していきたいと思います。




■チューブタイプ

もともとグロスというのは、
油分が多く含まれる特長を持つアイテムですので、
こうしたチューブタイプのものが大半を占めるでしょう。

チューブの先が斜めにカットされていたりして、
そのまま直接唇に当てても良いような商品もありますが、
原則として、チューブタイプのグロスは、一度手の甲などに出してから、
リップブラシで塗るのがベストな使い方です。

その方が、輪郭よりもはみ出すことなく、
きちんと中心に厚みを持たせて美しく塗ることができます。

そう考えると、ポーチなどに入れて持ち運ぶよりも、
朝のメイクタイムで使用するのに最も適しているでしょう。

チューブタイプは、一度出したら容器の中に戻ることがないので、
口紅の色が混ざってしまったりする心配がないという点が優れています。

また、あとどのくらい残っているのかが分かり安いのも、
チューブタイプの特徴と言えるでしょう。



■チップタイプ

グロスのフタにスポンジチップのようなものがくっついている形状。
ブラシタイプになっているものもあります。

これは基本的に、直接唇に当てて使うために作られた形状ですので、
持ち運びにも便利です。

ですので、お化粧直し用にポーチに入れておくと良いでしょう。

懸念点としては、もともと違う色の口紅などを塗っている唇に使うと、
中身のグロスの色が日に日に変わってしまうことがある点です。

このようなスポンジチップタイプは、
唇の上を滑らせるように塗るのではなく、
ポンポンと置くようにして塗るのがお勧めの使い方です。

口角には少量、唇の中心にたっぷり付くように意識しましょう。

塗り終わって、ボトルにしまう際に、
ボトルの口部分にグロスが残っていないか注意してください。

口部分にグロスが付いていると、
時間が経った時に、フタを閉めているのに
グロスが漏れてくるという現象が起こる場合もあります。

ポーチの中でグロスが漏れてしまうと大変なことになりますので、
思い当たる方は、ぜひ一度、ボトルの口の部分を綺麗に拭いてみてください。

それだけで、漏れの問題はだいたい解決されます。



■パレットタイプ

パレットに流し込まれて固まっている状態のものは、
基本的にリップブラシを使って塗るタイプになります。

ですので、これも持ち運びするのは、
やや面倒に感じる方もいるかもしれません。

朝のメイクタイムで使用すると良いでしょう。

パレットタイプのものは、
リップブラシにしっかりと量を取らないと、
塗ってもあまり厚みが出ないような感覚になり、
物足りなさを感じてしまうかもしれません。

リップブラシに多く取りにくい場合は、
スパチュラ(へら)を使ってグロスを取り、
そこからブラシに取って塗るようにしてみてください。

パレットに流し込んで固められているグロスは、
チューブタイプやチップタイプよりも、
ややツヤ感に欠けるものが多い傾向がありますので、
ツヤ感重視の場合は、物足りなく感じてしまうかもしれません。

逆に、控えめなツヤ感を求めている場合はベストでしょう。






このようにして、一言でグロスといっても、
様々な形状の違いがあり、形状が違うということは、
それなりに使い方や特徴にも違いがあるということです。

全てにメリット&デメリットの側面がありますから、
ご自分が最も使いやすいと感じる形状のものをチョイスするように
意識しましょう。





ちなみに余談ですが、メイクレッスンやセミナーで、
よくこんな質問をされることがあります。

「どのメーカーがお勧めですか?」と。

もちろん、お勧めのアイテムや、
逆にお勧めしないアイテムというのは存在します。

しかし、それだけに焦点を絞ってしまうと、
結局は、手法ではなくアイテムだけに頼ってしまいがちになり、
「買って満足」という現象も起こりかねません。

大事なのは、どう使うか、です。

そして、アイテムを選ぶ際、買う際に大事なのは、
「なぜそれを選んだのか」の理由を明確に認識することです。

STORY#1327 Q&A

ベースメイクアイテムを減らすという選択

さて、今日はヨーロッパにお住まいの読者様から頂いたご質問を、
取りあげて行きたいと思います。


頂いたご質問は、こちら。



* * *


最近こちらでもBBクリームというものが、
アジアから来た優秀なクリームとして有名になっています。

私はまだ使ったことが無いのですが、
あい先生の感想を聞きたいと思ってメールさせていただいています。

今は従来の通り、
「化粧水→クリーム→日焼け止めクリーム→ファンデーション」
という順序でメイクしていますが、

このBBクリームは宣伝によると、
ひとつで全部ができてしまうとても優秀なクリームというので、
こちらの方がよいのかと迷います。

まだ買ってはいませんが、使う価値はあるでしょうか?


* * *





それでは、お答えしていきます。





* * *



きっと読者の皆さんの中でも、
BBクリームをお使いになられている方もいらっしゃると思います。

日本では販売されているBBクリームの種類もかなり増え、
一言でBBクリームといっても、
様々なテクスチャーのものが出てきました。


私個人の意見としましては、
1つのアイテムに全ての役割を任せて手間を省くというのは、
それなりに、どこかにマイナスが出るものと感じております。

それは、仕上がりの美しさであったり、
持ち具合であったり、
肌への負担であったり。

そういった点において、
どこか妥協をしなければいけないアイテムが、
オールインワンタイプには多いように感じています。



しかしながら、どんなに頭で考えても、
結果が良ければ問題ないのですから、
今現在BBクリームを使われていて、
特に問題が無いということでしたら、
それはそれでOKとも思います。



大事なことは、
今、通常のベースメイクアイテムを使用していて、
これからBBクリームに乗り換えてみようかと悩んでいる場合、

すぐにBBクリームに100%乗り換えるという気持ちではなく、
少しずつ試しながら様子を見てみることが大事です。

数日間使ってみて、多少そのアイテムに慣れてみなければ、
その善し悪しは分からないものです。

そうして試してみて、良いと思うのなら、
変えてみてもいいかとは思います。




ただし、先に述べました通り、
私個人の考えとしては、
やはり従来のベースメイクの通り、

「1つのアイテムにきちんと1つの役割を与える」

という手法が、まだまだ最も美しく仕上がると感じています。


・地肌の色を補正するための下地、コントロールカラー。
・きれいな肌色の補充するための、ファンデーション。
・さらにカバーしたい部分に使う、コンシーラー。
・崩れないように総仕上げ。フタの役割であるフェイスパウダー。

このようにして、
ベースメイクで使うアイテムというのは、
きちんと1つ1つに役割があるのです。

逆に、何のために使っているのかよく分からないものは、
省いてもいいということになります。

「なんのために使うのか」
これが、アイテム選びにおいて最も大事な視点。


全ての役割を1つのアイテムに担わせるというのは、
人間と同じで、中途半端な働きしかしなくなるものです。

まぁまぁ良いけど、ベストじゃない。

そういう仕上がりになりがちです。



美しさを追求する、このメルマガの読者の皆さんなら、
どちらを選ぶべきか、おのずと分かるはずです。

STORY#1326 アイテム選び

スポンジテクニックの様々

さて、今日も早速本題に入っていきましょう。

今日は基本の「き」に戻って、
ベースメイクに使う大事なアイテムについてお話していきましょう。


皆さんは、ベースメイクを仕上げる際に、
スポンジを使っていると思います。


その使い方は様々ですが、

・スポンジにファンデーションを付けて、伸ばす。
・指で数箇所、顔にファンデーションを置いてから、スポンジで伸ばす。
・指である程度、ファンデーションを伸ばしてから、スポンジで馴染ませる。

などなど、あらゆる使い方がスポンジにはあります。


どれも正しい使い方であり、
どれが不正解というわけではありません。


ただし、それぞれにメリットデメリットがあるので、
それを把握しておくことが大事でしょう。



・スポンジにファンデーションを付けて、伸ばす。

最も薄付きに伸ばすことが出来ます。
ムラになりにくく、簡単に綺麗に塗ることができます。
ただし、ファンデーションの減りが早いと感じるかもしれません。


・指で数箇所、顔にファンデーションを置いてから、スポンジで伸ばす。

これも割と薄付きに伸ばすことができます。
最初から主要箇所にファンデを置いているので、
顔の左右でファンデの量に差が出ることもありません。
ただし、肌への摩擦が最も高くなる塗り方なので、
肌が弱い方にはお勧めしません。


・指である程度、ファンデーションを伸ばしてから、スポンジで馴染ませる。

厚みを出して塗りたい時にお勧めの塗り方です。
カバー力が高くなり、ツヤも出やすい塗り方です。
ただし、まずは指である程度伸ばすので、やや手間がかかります。
テカリ、ファンデの崩れが気になる方にはお勧めしません。



このようにして、スポンジの使い方1つとっても、
どのように仕上げたいのかという
目的に合った使い方をするのがベスト。

そして、ファンデーションの種類を変えなくとも、
手法を変えるだけで仕上がりの感じは変わりますので、
ぜひ、全ての手法をまずは試してみて下さい。



ちなみに、ベースメイクに使っていただきたいスポンジのお勧めは、
厚みが2センチ程ある柔らかいスポンジ。

パウダーファンデーションの場合は薄いスポンジでも問題ありませんが、
リキッドファンデーションやクリームファンデーションを塗る場合には、
ある程度の厚みがあったほうが、指の力が直接肌に当たらず、
ムラのない仕上がりになりやすいのです。

アイロジックでずっと使っているスポンジは、この形。
お勧めです。

http://xc531.eccart.jp/e487/item_detail/itemId,21/

STORY#1325 テクニック

変わりたいなら、変わってみよう

本日は今朝から高熱を出すという、
めずらしく大きな風邪を引いてしまい、
今やっと体調も落ち着いてきたところです。

インフルエンザではなかったのが救いですが、
引き続き体調管理には気を引き締めて行かなければいけませんね。。。

皆さんも、どうぞお体ご自愛下さい。




さて、そんな状況なので、今日の本題は簡潔に。


「メイクの手順を変えてみる」



よく、サロンにいらっしゃるお客様などから聞くお悩みとして、

「いつも同じメイクになってしまう」

「結局新しいアイテムを買っても、仕上がりは変わらない」

というように、メイクのマンネリ化をどうにか脱したいという方は多いです。



かといって、朝、メイクにかける時間を長くすることも出来ないし、
全てのアイテムを買い換えることもできない。

そんな時に手っ取り早いのが、
まずはメイクの手順を変えてみることです。



例えば、洋服を選ぶときの思考回路を考えてみてください。

まず先にスカートを選んだ場合は、
それを基準に他の洋服を選んでいくでしょう。

まず先にベルトを選んだ場合は、
それを基準に他の洋服を選んでいくでしょう。

何を先に選び、何を基準にするかによって、
他に選ぶアイテムが変わってくるはずです。


そして、選ぶ順番を変えるというだけで、
いつもとは違う思考回路になるので、
それだけでいつもの習慣から離れ、癖が抜けて、
新しい組み合わせを生み出すきっかけにもなるのです。

いつもとちょっと違うことをするだけで、
脳がリフレッシュされるのです。

仕上がりのマンネリ化を脱するには、
手順のマンネリ化を脱し、脳の嗜好回路をリフレッシュさせましょう。




具体的には、こうです。

フルメイクを仕上げる際、だいたいの方が、
ベースメイクの後には眉やアイメイクから始めて行くと思います。

そして、リップやチークが後半になることが多いでしょう。

それを、逆転してみるのです。



例えば、ベースメイクの後に、すぐリップを塗る。
そして、チーク。アイメイク、眉の順で仕上げてみる。

途中経過の顔に見慣れていないので、
最初はメイクしづらいと思いますが、
それでいいのです。

その、「やりずらい感」が、逆に脳を活性化させ、
新しい仕上がりを産むことに繋がります。



さらに、ここからが大事。


メイクのマンネリ化に悩んでいる方の半分以上は、
そうは言いつつも、
新しい自分を受け入れる準備ができていないことが多いです。

つまり、マンネリ化に悩みつつも、
変化していくことに勇気をもてていない状態です。

マンネリ化を脱したいならば、
良くも悪くも、まずは変化していくことに恐怖を抱かないことが先決です。


現状に満足していないながらも、
何も変化を生まないままなら、
一生同じメイクで毎日を過ごさなければなりません。



変わりたいなら、変わってみよう、恐れずに。



今日は簡潔にまとめてみました。

STORY#1324 その他

ホクロメイク・ソバカスメイク

今日はテレビ番組の取材がありました。
北海道にお住まいの方はご覧になれます。
明後日16日放送。UHB「スーパーニュース」の中の特集、
「つけたがる女たち」というコーナーです。

それにちなんで、今日の内容を書いていきたいと思います。





「つけたがる女たち」という特集名が面白いですが、
ここ最近、テレビや雑誌でも少しずつ目にするようになってきた、
「付けホクロ」メイクや「付けソバカス」メイク。

通常の認識から考えると、
ホクロはともかくとして、
ソバカスは消したいと思う方が多いと思います。

しかし、ソバカスが持つカワイイあどけない雰囲気をメイクで生かす、
さらにはメイクでソバカスをつくってしまうという手法も、
最近では1つの流行となってきています。


さて、この取材が行われるにあたり、
ホクロメイク、ソバカスメイクについて、熟考してみました。



まず、なんのためにホクロ、ソバカスをメイクで作るのか。

その目的は、こうです。




■ホクロをつくる目的

意志を持つ目元、色気を持つ口元など、
それぞれのパーツの近くにホクロがあることで、
そこに視線を集中させることができる。

または、開運目的で付ける人もいる。



■ソバカスをつくる目的

田舎っぽいカントリー風のイメージ、
やや垢抜けないカジュアルなキュートさを、
メイクで表現することができる。





この目的をさらに大きい括りで考えると、

ホクロを付ける→大人の色気を加えることができる。
ソバカスを付ける→子供っぽい可愛らしさを加えることができる。

というように、それぞれ両極端の効果を持っていることが分かります。




そこで、今日の取材の際にも、
ちょうど2人の女性にモデルになってもらい、
色っぽいホクロメイクと、可愛らしいソバカスメイクの、
2パターンを仕上げることができました。


最初は、ただホクロをつける、ソバカスをつける、
というシーンだけを撮影する予定でしたが、
そうではなく、きちんと最初のベースメイクからフルメイクを仕上げ、
そこからホクロやソバカスを施し、
最終的にはヘアスタイルも整えるというところまで行いました。

そうなんです、それが大事なのです。





ホクロやソバカスをあえて付ける、ということは、
色っぽいとか、可愛いとか、
そういうイメージを強くしたい、ということですよね。

ということは、
ただホクロを付けるだけ、
ソバカスを付けるだけ、ではダメなのです。

きちんとトータルコーディネイトが統一された方向性でなければ、
ただ単に「ホクロがある人」「ソバカスがある人」で終わってしまいます。

「ホクロがあって色っぽい」
「ソバカスがあって可愛い」となるためには、
そこだけではなく、トータルイメージの統合が大事なわけです。



可愛いファッションにしたいと思ったところで、
カバンだけを可愛いアイテムに変えても、
浮いてしまうだけですよね。

それと同じなのです。





さて、今回のホクロメイク、
ソバカスメイクで使用したアイテムは、これです。


ホクロはコレで描きました。

http://xc531.eccart.jp/e487/item_detail/itemId,62/

アイライナーペンシルのブラウンです。


ソバカスはコレで描きました。

http://xc531.eccart.jp/e487/item_detail/itemId,58/

アイブロウペンシルのペールブラウン(薄茶)です。



ホクロの場合は、やや濃い発色でもいいので、
アイライナーペンシルを使います。

ホクロの色は、
その方がもともと持っている色素と比例することが多いので、
黒髪の方、もともと黒目が真っ黒な方は、
黒のアイライナーペンシルでもよいでしょう。



ソバカスの場合は、あまり濃い発色でない方が無難ですので、
アイブロウペンシルを使います。

ちょうど、このペールブラウンのお色が、
ソバカスをつくるのに最適でしたので、使っています。

あまり濃い色を選ばないように注意しましょう。






メイクというものを、もっと大きな視野で捉えると、
ただ普遍的な美を得るためのものではなく、
自分のイメージをつくりあげる、キャラクターをつくりあげる、
とても楽しいツールであるのです。

そう考えると、メイクをする道具、つまりは化粧品に対しても、
決まりきった固定概念を持って接してはいけない、
ということにも繋がります。

アイライナーでホクロを付けて、
思い切り色っぽい顔に変身することもできるし、

アイブロウペンシルでソバカスを付けて、
思い切り可愛らしい顔に変身することもできるのです。



最初から「え〜嫌だ〜」なんて決めつけず、
まずは、そういうメイクもあるんだという認識を持つことが、
自然と自分が持ってしまっている枠を取り払うきっかけになるものです。

STORY#1323 その他

ビバリーヒルズメイクサロン体験

ロサンゼルスでは、
ビバリーヒルズのメイクサロンに視察に行きました。

そこで実際に私もフルメイクをして頂きました。
おまかせで。

男性のメイクアップアーティストは、
「ドラマティックアイズ!」としきり言いながら、
メイクして下さっていました。



さて、そこで体験させて頂いたメイクの手法が珍しかったので、
ご紹介したいと思います。


では、手順を追って。





■まず、私のメイクをオフします。

かなり大変そうでした(笑)
この段階で結構時間がかかっていました。
いっそのこと、洗顔してきてあげたかったのですが、
彼の手つきを見ていたかったので、そのままじっとしていました。


■ローション、美容液、ミルクで肌を整えていきます。

拭き取りクレンジングを行ったら、
スキンケアで肌を整えていきます。


■目のまわりだけ、ファンデーションを塗ります。

ここで「ん?」と思いました。目のまわりだけです。
「なぜ?」と聞くと、まずはアイメイクから仕上げるとのこと。
珍しい手順です。


■アイメイクに突入。

パウダー状のアイシャドウを7色くらい持って来て、
それをまぶたの上に塗っていきます。
塗るというよりも、まぶすような彼の手つき。

目尻側が濃くなるような、
(海外でメイクされると、だいたいこういう風になる。)
そういうアイシャドウの塗り方。

当然、下まぶたや頬のあたりに、
アイシャドウがたくさん散っていますが、
全く気にせずに進めて行きます。

かなりたくさんの色のアイシャドウを使っていました。

アイライナーはジェルタイプを使用。上も下も、です。

部分用の付けまつ毛をかなりたくさん使用していました。
たぶん、両目で10個以上付いていました。

マスカラは、部分用付けまつ毛を付ける前と、
付けた後の2回、塗っていました。


■アイブロウメイクに突入。

かなり簡単に終了。
左右の違いなど、あまり気にしていません。
これは、海外でメイクしてもらうといつも感じるのですが、
左右の眉毛をピシっと揃えたがる日本人の美意識とは違って、
かなりラフです。

もとの毛が左右揃っていないなら、
そのままでいいじゃん的な意識です。


■ここでベースメイクに突入。

アイメイクの際に頬、目の下に飛び散ったアイシャドウを、
一度コットンに化粧水を付けたもので拭き取ります。

そして、まずはコンシーラーで頬の色味をカバー。
エアブラシを使用して、顔全体にファンデーションを吹き付けます。
その後、フェイスパウダーでさらに抑えます。


■チークに突入。

髪の毛の赤っぽい色を目安に、チークの色はチョイスしたとのこと。
頬だけではなく、額の中心、鼻の上、あご先、デコルテにも、
少しだけチークをかぶせていきます。

これも、海外でメイクをしてもらうと、時々されるテクニック。


■ハイライトで仕上げ。

鼻筋と眉下だけに簡単にハイライトを入れて、終了。




* * *



まず、アイメイクからスタートするフルメイクというのも珍しいですが、
通常メイクとエアブラシメイクをバランスよく取り入れているのは、
とても参考になる手法でした。

ベースメイクを後から行うことによって、
アイメイクの際にアイシャドウが飛び散るのを気にしなくていいのも、
画期的であると思います。

ただし、メイク最中にお客様が感じる不安はあると思いますが。。。
(頬のあたりが粉まみれになるので。)



日本人が大事にする美意識と繊細さとはまた違う感覚を、
他国の方は持っています。

それは、どちらが良い悪いではなく、
色々あるのだということを認識することが、まずは大事です。

それを全て自分の中に取り入れ、咀嚼して吸収することで、
自分なりの手法が生まれてきます。

私はそのようにして、色々なものを見てきましたし、
これからも見ていきます。


皆さんも、いろんな雑誌やテレビなどで情報を得る際には、
見た途端にそれだけを信じ、
それまでに得た過去の情報を否定するのではなく、
それら全てを自分の中で融合することが大事です。


* * *




ちなみに、このときの仕上がり写真はブログに掲載しています。
ぜひご覧下さい。写真がずらっと並んでいますが、
上から30枚目の写真です(分かりずらっ・・・笑)

http://ailogic.exblog.jp/17778244/

いつもの私の顔と、ちょっと違います。



さらに、余談。
フルメイクで150ドルでした。

STORY#1322 モチベーション

伝えたい事。

メイクで変身することに、
罪悪感を感じることはありません。

すっぴんとメイク後の顔が違うことに、
罪悪感を感じることはありません。

どちらも自分。
どちらも本当の自分なのです。



メイクをして、自分を偽るのではありません。
メイクをして、自分を隠すのではありません。
メイクをして、自分を変えるのではありません。

メイクをして、自分を広げるのです。
メイクをして、自分の幅を大きくするのです。



だからこそ、失敗を恐れる必要もなく、
変化していくことに対して、
過剰な勇気も必要ないのです。


ただ、ポンっと軽く一歩、
前に踏み出すだけでいいのです。


一歩前に踏み出した途端に、
今迄の道筋が消えるわけでもありません。


今迄の自分も、自分。
これからも自分も、自分。



メイクをして変身するこというは、
今までの自分を打ち消すことではないのです。


あくまでも、
自分のバリエーションを増やすと考えるのです。



今日は、どんな自分でいようか。
明日は、どんな自分でいようか。

日々、いろんな自分を楽しむのです。



見る者を飽きさせない、魅力的な女になるのです。





私が日々お伝えしている様々な知識、テクニックの総集は、
ただひとつ、このメッセージにたどり着きます。




今日はなぜか、このメッセージを強く、
改めて皆さんにお伝えしたいと思ったので、書きます。

今ではなくとも、
いつか、皆さんの心に届くといいな、と思っています。




週末も、来週も、仕立てのいい上質な女で、いきましょう。

STORY#1321 Q&A

シンメトリーとアシンメトリー

さて、今日は読者様から頂いたご質問を、
取りあげて行きたいと思います。



* * *


わたしは、片目が一重で、片目が二重です。
このこと自体は「アンバランスなとこが変わってていいな〜」と、
むしろ愛着を感じたりもするのですが(笑)
メイクをするときには、仕上がりがまったく違ってしまうこともあり、
なかなか苦戦しています。

普段しているアイメイクは、
リキッドアイライナーでラインをとったあと、
黒に近い濃い目のアイシャドウで描き足す感じです。

以前はカラーも使っていましたが、
最近は色味のない感じがマイブームとなっています。

両目をバランスを仕上げられるコツがありましたら、ぜひ御教えください。
よろしくお願いいたします。


* * *

それでは、お答えしていきます。

* * *



>わたしは、片目が一重で、片目が二重です。
>このこと自体は「アンバランスなとこが変わってていいな〜」と、
>むしろ愛着を感じたりもするのですが(笑)

シンメトリー(左右対称)が常に美しいわけではなく、
アシンメトリー(左右非対称)が持つ雰囲気、色気が、
とても魅力的に映える時があります。

眉やアイメイクは、基本的には、
シンメトリーを目指すのがメイクの原則ですが、

考え方によっては、それを目指すということは、
癖の無い「普通」を目指している、
というように考えることもできます。

ですので、アシンメトリーをあえてそのまま生かすというのも、
それはそれで素敵な考え方ですし、
実際、本当に色っぽいイメージになったり、
魅力的な雰囲気になったりすることがあるのです。




しかしながら、


>メイクをするときには、
>仕上がりがまったく違ってしまうこともあり、
>なかなか苦戦しています。


確かにそれもそうなのです。

何も意識せずにただアイメイクをすると、
アシンメトリーを生かすでも無くすでもなく、
ただ単に今の目の状態を強調しただけになってしまいます。



>普段しているアイメイクは、
>リキッドアイライナーでラインをとったあと、
>黒に近い濃い目のアイシャドウで描き足す感じです。

もちろんこの方法も問題はありませんが、
リキッドアイライナーも黒シャドウも、
どちらも目力をアップさせるような、
目の存在感を強くするような存在ですので、

目を開けたときに見える黒シャドウの面積を、
しっかり揃えるように意識する必要があります。

あくまでも、目を開けたときに見える面積ですので、
目を閉じたときには、ややアイシャドウの面積が違ってきますが、
それでOKです。




片方が一重で、片方が二重の場合、
色々な個人差はあると思いますが、
基本的には、やはり一重の方の目力をアップさせることで、
もう片方の二重に揃えていくという考え方になります。

ですので、アイラインやマスカラも、
一重の方にやや強く入れるようになります。

しかし、あまり極端な差を付け過ぎると、
伏し目がちになった時や、瞬きをした時に、
不自然に見えてしまうこともありますから、注意して下さいね。




ちなみに、私自身は奥二重が年齢とともに変化した、
三重の状態になっていますが、

やはり左右の目の大きさなどは、結構違います。

視力が悪い方の左目が小さくなっています。
(そういう傾向があるようですね。)

ですので、アイラインはいつも右より左の方が太く、
マスカラも左の方がたっぷりと塗るようにしています。

ちょっとした差なのですが、
少し離れた遠くから見た時の顔立ちバランスが、
やはりその方が整うのです。



とにかく大事なのは、少し離れた大きな鏡で、
メイクをチェックするということです。

それが客観的に自分を見る訓練にも繋がりますし、
鏡は、いつでも正直なのです。
鏡は、嘘をつきません。

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