メールマガジンバックナンバー08/11/18 #0617より抜粋
自分がいつもしているメイクに対して、
依存症になってしまっている人をよく見かけます。
どういうことかというと、
いつものメイクから抜け出せない人たちが多い、ということです。
特に、毎日しっかりメイクをしている人が、
ナチュラルメイクに路線変更するのは難しいようですね。
意外と他人は気付かなかったりするのに、
ちょっとした変化さえも怖がってしまう人は多いです。
いつもこうしているから・・・
いつもこれを使っているから・・
だから、いつもと同じじゃなきゃ不安!
というように脱皮を怖がっている状態の人が多いです。
なぜ、いつもと同じじゃなきゃいけないのでしょうか。
なぜ、数パターンの顔を持つ事に怖がってしまうのでしょうか。
毎日、ばっちりとメイクを決めるというのは、
とても素晴らしいことです。
自分のキャラ造り、メイクを楽しむというのは、
大切なことです。
しかし、偏った先入観や、固定観念がそこには無いでしょうか?
自分は、こうでなくちゃだめなんだ・・・という、
「・・・じゃなきゃダメ・・・」
という思いが、どこかにないでしょうか?
特に多いのが、
チークをいつも濃く入れている人。
下まぶたにいつもアイラインを入れている人。
マスカラをいつもたっぷり塗っている人。
このようなパターンを身につけてしまっている人は、
そこからなかなか脱皮できない人が多いようです。
そこで、考えてみましょう。
自分は、なぜチークを濃くいれているのだろうか?
自分は、なぜ下まぶたにアイラインを入れているのだろうか?
自分は、なぜマスカラをたっぷり塗っているのだろうか?
その理由はどこにありますか?
チークは、可愛くみせたいからでしょうか?
もし、可愛く見せたいという思いがあるのなら、
チークというツール以外にも、
可愛く見せるメイク方法はたくさんあります。
そのバリエーションを研究してみませんか?
そうすると、自分自身の中での「可愛さ」の幅が、
グーンと広がっていきます。
下まぶたのアイラインは、クールに見せたいからでしょうか?
もし、クールに見せたいという思いがあるのなら、
下まぶたのアイライン以外にも、
顔をクールに見せるメイク法はたくさんあります。
そのバリエーションを研究しましょう。
そうすると、自分自身の中での「クールさ」の幅が、
ぐぐっと広がっていきます。
マスカラをたっぷり塗るのは、目を大きく見せたいからでしょうか?
では、目を大きく見せることによって、何を表現したいのでしょうか?
今の流行のメイクをしています、という主張を
そこでしたいのかもしれませんね。
ちゃんと、今時の若い人がするようなメイクを、
私もしていますよ!という主張を。
つまりは、みんながしているから、
無意識にそれがいいのだと思い込んでいるだけかもしれません。
だって、みんなしてるじゃん、みたいな。
流行の顔をつくることが悪いわけじゃあありません。
もちろん。
しかし、目を大きくすることだけが流行メイクではありません。
もっともっとファッションの流れの勉強をすると、
どんな女性像が旬なのかが、見えてくるのではないでしょうか。
上質な流行を追い求めてみてもいいのではないでしょうか?
例えば、知的にセクシーさが加わった女性像。
これを表現するためには、目を大きくするだけでは事足りませんね。
アイシャドウのグラデーション方法を
研究しなきゃいけないかもしれません。
パールとマットのアイシャドウを、
うまく使い分ける方法を研究しなきゃいけないかもしれません。
アイラインのぼかし方を工夫しなきゃいけないかもしれません。
とにかく、今のメイク法に対して、依存症のようになってはいけません。
私はこうじゃなきゃだめ・・・だなんていう狭い価値観は捨てるべきです。
色々な経験をしてこそ、自分が磨かれて行きます。
時には、他人に自分のコーディネイトを委ねるのも1つの勉強です。
自分だけの狭い世界感で、切磋琢磨はされません。
自分以外のその他のものに、否定的になってはいけません。
まずは、受け入れる。受容する。
そして、噛み砕く。知る。
そして、自分色を混ぜてみる。
で、また研究。
いらないと思ったら、そこで切り捨てて行けばいいのです。
積み木を積み重ねてみて、また崩して、また積み上げるという感じです。
その時に、いらない積み木は削除していけばいいですし、
ちょっと隣りの人の積み木を借りて来てもいいのです。
