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究極の立体づくり

メールマガジンバックナンバー09/02/18 #0669より抜粋

今日は「究極の立体づくり」というお話をしていきましょう。

よく、メイク雑誌にも書いている、
ハイライトとシェーディング。

これらの基本知識と言うと、

ハイライトは明るい色を使って、
高く見せたり、広げてみせたりという効果がありますね。

逆に、シェーディングは暗い色を使って、
低く見せたり、狭くみせたりという効果がありますね。

さて、この「高く見せる」と「低く見せる」。

もっと深く考えてみましょう。



ハイライトとシェーディングを入れるとき、

もともと高くなっているところを更に高く見せるとか、
もともと低くなっているところを更に低く見せるとかなら、

たいした難しいことはありません。

鼻筋やあご先などにハイライトを入れ、
鼻の側面やフェイスラインなどにシェーディングを入れればいいだけです。

しかし、もっと大切なのは、

もともと高くなっているところを低く見せたり、
もともと低くなっているところを高く見せたりするテクニックです。

もともとの顔の凹凸を、全く無視して、
新たに凹凸を作り込む、という考え方です。

その場合は、どのようにすればよいでしょうか。



では具体例を挙げて行きましょう。

もともと鼻が低いので、高くみせたいというとき、
鼻筋にハイライトを入れたり、
鼻筋の側面にシェーディングを入れたりすると思います。
(ノーズシャドウのことですね。)

しかし、何も考えずに、
そのままの凹凸を生かしてハイライトとシェーディングを入れると、

逆に鼻の太さが目立ち、
顔の中で鼻だけが浮いたような仕上がりになってしまうことがあります。

鼻を高くしようとして入れたハイライトが、
鼻の太さを強調してしまっているということですね。

その場合は、
鼻の部分の凹凸を一度帳消しにしてから、
改めて理想の凹凸をメイクで足すようにするのです。

どのようにするかと言うと、
まずは、鼻筋の側面に肌色かベージュマットなどのパウダーで、
ハイライトを入れます。

つまり、通常ならノーズシャドウを入れるところにまず、
ハイライトを入れてしまうということです。

入れた部分が浮かないように、
同時に鼻筋にも少量ハイライトを入れておきます。

つまり、鼻筋にも、鼻筋の側面にも、同時に、
一度ハイライトを入れてしまうということですね。

そうすると、一度鼻の部分の凹凸が帳消しされ、
のっぺりとした鼻筋になります。

そしてから、改めてシェーディングを入れて行くのです。
このときに、鼻筋が細く見えるよう、
影を入れる位置を調整していきます。
(実際のくぼみよりも内側に影をいれていくということです。)



この考え方は、どの部分にも応用が聞きます。

もともとの凹凸を、
一度平になだしてから、
新たに凹凸を作り入れる。

まぶたのくぼみにも応用できますし9、
頬骨の下の影にも応用できます。

自分の顔の中で、気になる骨格の部分があれば、
それをダイレクトに修正するように考えるのは時に難しいときがあります。
ですから、一度リセット。

一度折り目のついた布に、新しい折り目を付ける時は、
アイロンでまずはピーッと伸ばしますよね。
土台をリセットする。そういう感覚です。